砂胎包錫六角壺(楊彭年)

包錫壺は,嘉慶から道光に特有のもので,表面を錫で作り,中は紫砂で作っていあります。注ぎ口・把手とつまみは玉でできています。
この壺には,制作年が入っており戌子(1828年)です。

楊彭年(1772〜1854)は宜興人で陳曼生と共同でいわゆる曼生壺を製作した名工です。
 
落款 本体底(見込み)部分に楊彭年造篆書落款