墨縁斎朱泥漢珠小壺

墨縁斎は,煎茶道具として評価されている茶壺。紫泥が多く朱泥のものは珍しいです。

墨縁斎は,清朝初期のものと中後期のものがあって,落款が違うそうですが,この落款のタイプは後者です。
 萬豊順記などが時代やコピーも含め確認しているだけで,十種類以上の落款スタイルが有るのに対して,この墨縁斎の印はこのタイプだけです。(初期タイプのものは確か釘彫り)





落款
底に「墨縁斎製」款