鑑定団

今日放送の鑑定団
北京で購入したという琺瑯彩の九桃天球瓶が出て、現代の景徳鎮作の工芸品というコメントでしたが、あれは北京の骨董店で購入という背景やあまりに稚拙な絵付けからして、景徳鎮ではなく、北京で伝統工芸品として有名な北京倣古磁器と思いましたがどうでしょう。
北京市はこの手の伝統的なコピー品をすでに認知していて、書籍まで出ています。
にしてもレベルは相当低いので初期の北京粉彩でもないかもしれませんが・・・
現代景徳鎮のコピーレベルは、もっとずっと高度で一見して分かるような稚拙なものはもっとほかの場所のコピー村の作だと思います。
これも実物を見ていないので感想の域を出ませんが。

最近の北京倣古磁器

値段も高いしできも良い(インターネットから)