博物館

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中国・アジア陶磁器関連の博物館・美術館をご紹介していきます。

 

博物館全般

インドネシア 国立博物館

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インドネシア国立博物館は、1862 年に設立され 14 万点以上の収蔵品を抱える弩弓の博物館です。インドネシアの民俗資料や石像,原住民関連から,長くオランダ領であったころの資料など,きちんと見るには1日では足りないかもしれません。

ここは,旧市街のバタビアにオランダ東インド会社があったりしたため,中国明時代を中心にした青花,龍泉窯,章州窯などがこれでもかと言うばかりに展示されていて中国陶磁だけで半日はかかります。でもこれでもこれ以上のものはヨーロッパに持って行かれているので,いかに良質で膨大な中国磁器が海のシルクロードを渡って行ったかを改めて認識できる展示です。特に福建章州窯はおそらくアジア一の展示です。

また安南(ベトナム)陶磁器については文句なく世界一のコレクションとなっています。

 

商流の変化によってここには清朝のものはほとんどありません。

 

難点は図録が整備されていないこと。

昔欧米の大学などで図録は出ていたのですがネットですぐ買えるというものではありません。ただし写真撮影は可能なので,自分で記録していくしかないのが大変です。

スイス バウワー博物館

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スイスジュネーブの高台,高級住宅街にバウアー博物館は、あります。

ちょっと見つけにくいのですが中国の王道陶磁器を体系立って収蔵しています。

個人のコレクション展示用にコレクター本人「アルフレッド・バウア」が1664年に設立した個人博物館。

正当な中国磁器以外に日本の根付けや中国の玉なども展示されています。

 

彼のコレクションは日本の古美術商「富田熊作」が買い付けしたものがほとんど。数は多くないものの筋のよい宋代から清朝までの陶磁器が展示されている。

この博物館のためだけに物価の高いスイスに行くことはないと思いますし,過去何度か日本にも来ているのでまた日本に来たときでも鑑賞できるかもしれません。

 

柔らかい日が入る個人宅の部屋で宋の名品を鑑賞できるのは,なんとも贅沢です。

OSLO Museum of Culturel History

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https://www.khm.uio.no/english/

 

ノルウェーに数カ所タイのベンジャロンコレクションが体系的に保管されています。

 

ベンジャロンは最初タイ王室の装飾品としてアユタヤ(1351-1767)古代タイの王国から始まりました。制作は景徳鎮。タイ王朝からデザイナーを中国に派遣し厳密なタイ官窯として制作され後にはバンコク富裕層に広まり,おそらくは広東で広彩として大量に作られました。現在はバンコク市内で自産されています。

このコレクションは寄贈者は、セオドーア・ペーデル・アムンゼンリング大佐(ノルウェーの冒険家)で、HM King Chulalongkorn(ラマV)の代に1897年から1906年までシャムの海軍に勤務しました。

リング大佐は1906年にノルウェーに帰国。彼のコレクションは、the Museum of Cultural History(ノルウェー)に寄付。長らくわすれられていたものの,英国V&Aの担当やOSLO大学などのプロジェクトとして再調査されました。タイを除けば世界最大のベンジャロンコレクションです。ただネットで見ても常設で展示されてはいないようです。

何か展示に関する情報があれば教えてください。

 

福建広東系

Princess Hof Museum

オランダ レーウワルデンにあるプリンセスホフ陶器博物館は、ヨーロッパでも有数の中国陶磁器コレクションがあります。

東インド会社の陸揚げ場所であったばかりでなく,インドネシアに伝世していた福建,広東の貿易陶磁の収集に関してはヨーロッパ一ではないでしょうか。残念ながら未見ですが,何種類か出ている図録を見る限り,中国貿易陶磁ではイギリスのV&Aにひけをとらないかそれ以上だと思います。以前神戸市立博物館の企画展で一部が来たようです。

特にスワトウ関連,日本でいう漳州窯についてはこれほど充実したものは無いと思います。

 

 

Het Princessehof National Museum of Ceramics (トリップアドバイザー提供)

http://collectie.princessehof.nl/

紫砂

Museum Seni Rupa

Museum Seni Rupa

日本には伝世していないインドネシア孟臣壷が収蔵されています。ヨーロッパにはかなりの数があります。klampok窯で制作されており基本朱泥で孟臣銘が入っています。未見

展示は時代ごとセノ・サレハ時代ルーム(1880―1890)、Hindia Jelita ルーム(1920年代)(Persagi Room(1930年代))日本の統治時代 ルーム(1942―1945)、Pendirian Sanggarルーム(1945―1950)、リアリズムルーム(1950年代)現代アートルーム(1960年代―現在)となっておりインドネシア伝統的な陶器から現代陶芸まで展示。

陶磁器については、広東・福建特に漳州窯が充実、タイ、ベトナム(一番充実)、日本,ヨーロッパからの逆輸入品も展示。またklampok窯では今でも朱泥茶壺を制作しています。

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klampok窯の場所

その他

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