これもほとんど市場にでないですね。人気の問題かわかりませんが,当時の生産量がそれほど多く無かったのかもしれません。
結構レアでうちにも一つあるだけです。
中国・東南アジアの美術品 茶道具のご紹介
噂に違わず明時代を中心にした中国外銷瓷,特に青花と福建漳州窯のコレクションは圧倒されました。初めて見る大皿以外の瓶や鉢などに目を奪われます。また世界一といわれているベトナム瓷器のコレクション。予想より展示数は少なかったですが質の高さは大英博物館を超えているのではないかと思います。それにしてもこれら外銷瓷,日本に入るときにかなり日本人好みのものに絞られていることがわかります。日本で呉須手とよばれる尺皿はかなりのものがインドネシア買い付けのものであるといわれていますが,たぶん仕入れを行った商人が日本人に売れそうなものだけピックアップしたのでしょう。それらが日本で伝承して漳州窯というのはデザインパターンが少ないと思われていることがわかります。
次はここから名品を吸い上げていったプリンセスホフ美術館ですが・・・遠い!